2012年9月18日

最後の八房。

みなさん、お久しぶりです!桜と月のオーゲツくんです!!

舞台「八犬伝」も終了し、ぼくは毎日、松風窗で、楽しくすごしています。

ただ一つ気になるのは、もさおさんのこと・・・

「わんわん。おい、オーゲツくん、俺の名前は八房もさお。わんわん。」

知ってますよ?八犬伝の八房さんと同じお名前ですよね!

「そうだ。わんわん。」
「八犬伝は、幕を閉じた。だから俺も、幕を閉じる。」

もさおさん?どうしたんですか?

「俺は、玉梓の傀儡だった。わんわん。

え~~~~~~~!!!!

そ、そうだったんですか・・・


傀儡だったときの八房の魂が、俺に宿っていたのだ。しかし、舞台が終わり、玉梓は黄泉の国へ帰った。それを追って、八房も黄泉の国へ帰ったのだ。わんわんわ~~ん。


え~~~~~~~!!!!

そ、そうだったんですか・・・

じゃあ、もう、もさおさんは、八房もさおさんじゃないんですか?!



ごろん。



あ、すみません、いきおいあまって、おしてしまいました。

「そう、俺は、ただのもさおになった・・・しかし、強いな・・・オーゲツくん・・・わおん・・・」

「もさお、何やってるにゃー」

「その声は・・・!?」

「くろにゃん!!わん!!」




「ちょっと見ないうちに、弱くなったんじゃないのかにゃー」

くろにゃんさんですか?はじめまして!ぼくは、桜と月のオーゲツくんです!

「オーゲツくん、こいつは俺の、相撲仲間だ。わんわん。」

「久しぶりに相撲とるにゃー」

そうでしたか!ぼく、行司さんやりますね!!はっけよ~い、のこった~のこったのこった~~~

「わんわん。」

「にゃーーーー」

のこったのこった~~~~

「わんわん。」

「にゃーーーー」

※こうして、オーゲツくんたちに、再び平和な暮らしが訪れたのでした。※

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