みなさん、お久しぶりです!桜と月のオーゲツくんです!!
舞台「八犬伝」も終了し、ぼくは毎日、松風窗で、楽しくすごしています。
ただ一つ気になるのは、もさおさんのこと・・・
「わんわん。おい、オーゲツくん、俺の名前は八房もさお。わんわん。」
知ってますよ?八犬伝の八房さんと同じお名前ですよね!
「そうだ。わんわん。」
「八犬伝は、幕を閉じた。だから俺も、幕を閉じる。」
もさおさん?どうしたんですか?
「俺は、玉梓の傀儡だった。わんわん。」
え~~~~~~~!!!!
そ、そうだったんですか・・・
「傀儡だったときの八房の魂が、俺に宿っていたのだ。しかし、舞台が終わり、玉梓は黄泉の国へ帰った。それを追って、八房も黄泉の国へ帰ったのだ。わんわんわ~~ん。」
え~~~~~~~!!!!
そ、そうだったんですか・・・
じゃあ、もう、もさおさんは、八房もさおさんじゃないんですか?!
ごろん。
あ、すみません、いきおいあまって、おしてしまいました。
「そう、俺は、ただのもさおになった・・・しかし、強いな・・・オーゲツくん・・・わおん・・・」
「もさお、何やってるにゃー」
「その声は・・・!?」
「くろにゃん!!わん!!」
「ちょっと見ないうちに、弱くなったんじゃないのかにゃー」
くろにゃんさんですか?はじめまして!ぼくは、桜と月のオーゲツくんです!
「オーゲツくん、こいつは俺の、相撲仲間だ。わんわん。」
「久しぶりに相撲とるにゃー」
そうでしたか!ぼく、行司さんやりますね!!はっけよ~い、のこった~のこったのこった~~~
「わんわん。」
「にゃーーーー」
のこったのこった~~~~
「わんわん。」
「にゃーーーー」
※こうして、オーゲツくんたちに、再び平和な暮らしが訪れたのでした。※
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